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毎年『同窓会入会式』で、卒業生一人一人に配られる「鳳翼」。
今年度も同窓会会長より、しっかりと手渡されました。
鳳翼には「旅立つ若者たちへ」と題して、多くの先生方からのメッセージが綴られています。
時任 克暢 理事長からの「餞け」と題されたメッセージは、最後にこう結ばれています。
ギリシアの三大哲学者のひとり、アリストテレスが「どれだけの富や知識や権力も、それを分かち合う友がいなければ、孤独という牢獄の中に詰め込まれたガラクタの山である」と云う意味のことをいっています。
そして、彼は、人生の究極の意味として「交わり」をあげ、「友愛(フェリア)」こそ、その中心においたのだと思います。真の友愛について「友とは他の自己」であるといっています。
私達は、生きていく中で、いつも「お蔭さまで」とか、皆さんに「生かされて生きている」ことを忘れないで欲しいと願っています。
皆さんのご多幸を祈っています。
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