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昨日の記録的な大雨には、みなさんも驚かれたと思います。
その雨量もさることながら、強風に雷⚡と、まさに「冬の嵐」という表現がふさわしい一日でした。
今朝は、その雨雲が少しずつ流れ、青空ものぞいてきました。
今週の『就職内定 及び 大学・専門学校 合格通知書』伝達の様子です。
『先達の金言に心を養う』(メルマガ「致知出版社社長の小さな人生論」より)にこんな一説があります。
「龍となれ 雲おのずと来たる」
昭和の文人、武者小路実篤 氏は、よくこの言葉を色紙に書いたそうです。
いい言葉ですね。
若い魂はこの言葉に感奮興起(かんぷんこうき)したことでしょう。
龍の絵には必ず雲が描かれていますね。
雲は龍が天を縦横にかける働きを助け、
地には大いなる恵みをもたらします。
雲はまた徳望を表しているともいえます。
徳望を失った龍は地に落ちる。
上に立つ人はすべからく
徳望がなくてはならないという教えでもあるようです。
昨日、あの荒れ狂う嵐の中、ひょっとすると、龍が天高く、縦横無尽に翔けていたのかもしれません。
今週は、凛々しい男子生徒ばかりの伝達式ということもあり、嵐の中、ちょっとそんなことを考えました。
「龍となれ 雲おのずと来たる」 武者小路実篤
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