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防災(避難)訓練

本校では、防災に対して的確な判断ができるようになることや、避難経路および避難場所を確認することを目的に、「防災訓練」を実施しました。

「地震が発生しました!速やかに避難してください!」と校内放送が流され、体育館に生徒と教職員は避難しました。

体育館に避難後に長谷川 隆二教頭より挨拶がありました。

まず、避難時に私語をしている生徒がいましたが、静かに移動している生徒もたくさんいました。本番の時は、きっと恐怖を感じる人やパニックを起こす人がいて私語が増えると思います。そうした時に指示が通るためには、静かにしていないと指示も通りません。避難経路の変更の指示や、急な連絡事項などの時に静かに移動してくれた人が多ければ多いほどしっかりと非難できるようになります。避難について色々と考えてもらいたいと思います。今は、携帯電話があって連絡取れるのが当たり前という時代ですが、災害起きると連絡が取れなくなる可能性が高くなります。どこの避難場所に行けばいいのか?災害伝言ダイアルもありますので、どう活用するのかしっかり考えていてもらえればと思います。災害はいつ起こるかわかりません。本日は、ひとつでも多く身に付けていただければと思います。

全員の避難確認が完了後、鹿児島市消防局西消防署 明和分遣隊の方より講話をいただきました。

いつもこのように整列した状態で、もし周りに仲間がいない時、気付いた場合はすぐに先生に報告してください。学校内で地震火災があった場合は、このような体制を絶対忘れないようにしてください。忘れないようにするために毎年訓練は行われています。日頃から防災について考えてほしいと思いますと述べられました。

もし、地震が起こってしまった場合のシチュエーションごとの注意や対応についてのアドバイスをしていただきました。

消火器の取り扱いについて明和分遣隊の方よりご指導いただきました。

先生と生徒が実際に消火器を使っての訓練を実施しました。

防災に関するDVDを見ている様子です。

最後にお礼の言葉 生徒会安全部長 機械工学コース2年1組 久保 世那さん

「本日の体験や講話を活かし、避難ルートや連絡手段を防災バッグ等の準備など家族としっかり話し合っていきたいと思います」と力強く宣言しました。

災害はいつ起こり得るか分かりません。「もしも」に備えて準備することは、自分の身を守ることはもちろん、自分を安心させるためにも大切だと思います。

携帯電話が使えなくなった時、交通手段が途絶えた時、いつどこにどのような形で身の安全を伝え合うかなど、これを機会に改めて防災に対する備えや知識を確認してはいかがでしょうか?

お忙しい中、鹿児島市消防局西消防署 明和分遣隊の皆様、本校生徒・教職員のために足をお運び頂き本当にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。

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