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薩摩藩英国留学生に引き続いて!

今年の樟南高校の部活動の戦歴を振り返るにあたり,ワープロ部が全国大会で団体の部で2連覇を果たし,個人の部でも1位から3位を独占する「完全優勝」を成し遂げたのは特筆すべき事柄です。

そのワープロ部の全国大会優勝メンバーのうち,東郷花音さん・村山由衣さん・湯原詩音さんの3名が,海外の商業教育を学ぶ生徒との交流を通して国際感覚を身につける「第10回高校生国際交流事業」に参加します。

訪問地はミャンマー連邦共和国のヤンゴンです。日程は12/7(土)から12/12(木)までです。ワープロ部顧問の桑畑先生も同行されます。

 

写真は出発前にワープロ室で撮影したものです。以下,参加する3名に話を聞きました。

 

 

・東郷花音さん(写真左から2番目)

「日本とミャンマーの文化の違いについて,現地をよく見てきて,自分のこれからに役立てたいです!」

・村山由衣さん(写真右から2番目)

「ミャンマーは仏教を重んじる国です。日本も仏教がありますが,宗教の信仰の違いをみていきたいです!」

・湯原詩音さん(写真右端)

「今後どんどん経済発展していくミャンマーで,現地の方々の考え方を学んでいきたいです!」

 

かつて江戸時代末期に薩摩(現在のいちき串木野市羽島)から英国に向けて留学した「薩摩藩英国留学生」がいました。当時の日本とはまるで違う文化を間近でみた留学生達は,帰国後にその後のわが国の発展のために尽力していきました。初代文部大臣の森有礼や条約改正に取り組んだ寺島宗則など,日本史で聞いたことのある人物が多数います。

薩摩藩英国留学生にならって是非,多くのことを吸収してきてください。異文化を学び,今後の人生に役立ててください。貴重な経験をさせていただけることに感謝しましょう。

 

国際交流事業の報告は,後日「トピックス」でお伝えします。

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