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桜の便りがちらほら聞こえるようになりました。樟南高校の桜も花を咲かせていました。もう少しすると、満開です。
さあ、春本番!と言いたいところですが、そう思った矢先、曇りや雨のぐずついた天気が長く続くことがあります。この時期に続く長雨を「菜種梅雨(なたねづゆ)」と言います。菜の花(菜種)がだいたいこの時期に咲く季節に降る長雨なので、菜種梅雨と呼ばれています。
図は令和5年3月23日午前9時の天気図です(気象庁ホームページより引用)。天気図を見ると、日本付近に前線が停滞しているのが分かると思います。夏に入る前にみられる梅雨の頃に似ていますね。
「菜種梅雨」は別名「催花雨(さいかう)」とも言います。様々な花を咲かすのを促す雨のことです。
立派な花を咲かすためには、長い雨という困難は必要なのかもしれませんね。
さて、本校の今年度の授業は本日が最終日でした。在校生の皆さんは授業などを通じて、最大の目標である進路実現に向けてのステップを着実に踏んでいると思います。前に進んでいると、時に大きな壁にぶち当たることもあるでしょう。壁を乗り越えると、やがて見えてくるのは立派な花です。在校生の皆さんが考える立派な花とは、どんな花ですか?
樟南高校を今年卒業された先輩方も、それぞれが立派な花を咲かせて次のステージへ進まれました。
上の方は英数コース文系クラスでしっかりと基礎学力を身に付けて、国公立大学現役合格を勝ち取りました!
上の方は商業科から簿記の全国大会に出場し、仲間と切磋琢磨して就職内定をいただきました!
困難・試練こそ自分を成長させる栄養剤!樟南若人よ、困難・試練に負けるな!