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早いもので今年もあとわずかになりました。本日は、2学期終業式の様子をお届けいたします。
まずは、機械工学コース3年1組 冨松 敬太郎さんが生徒代表の言葉を述べてくれました。印象に残った出来事は就職試験です。勉強や面接練習に取り組み、無事内定をいただいたことで、これまでと違う生活が待っていることを自覚しました。また、ここまで育ててくれた母に感謝し恩返しをしたいと思っています。来年4月から社会人としての意識やモラル・マナー、秩序を守り、残りの学校生活を有意義に過ごしたいと思います。就職試験を終えて思ったことは、目標をもって目標に向かって努力することの大切さを感じました。努力している期間は辛くきついことが多いですが、その努力が報われた時の嬉しさや喜びは努力したからこそ味わえることです。私はこれからも常に目標を持ち、何事にも一生懸命取り組んでいきたいと思います。
山崎隆志校長の式辞では、1年で最も長いと言われている2学期、本日をもって無事終了することができました。2学期は色々な行事がありましたが、まずこの1年を振り返って皆さん覚えているでしょうか?昨年1月1日能登半島地震という大きな出来事が起きました。翌1月2日の羽田空港で日本航空機が事故に遭うという出来事が非常に不安な幕開けであったこの1年。しかしながら不安なことばかりでなく、その後、行われたパリオリンピックでは日本選手団が45個のメダルを取るという快挙もありました。本校の2学期を振り返ってみると、樟南祭、野球部創部70周年記念試合、3年生からは就職や進学の嬉しい報告がありました。
受験をする3年生にとっては、これから不安な気持ちでいっぱいですが、元アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンは、意志のある所に道は開けるとおっしゃっております。最後のラストスパート、皆さんが希望する学校に進学できるよう最後まで力を抜かずに全力で励めば必ず道が開けると思いますので皆さんの活躍に期待したいと思います。
また1・2年生については部活動・冬季補習がありますが今の3年生の姿を見ながらこの冬は努力の冬にしてください。ただ、感染症のも流行しておりますので体調には気を付けて無理なく登校して下積みを行ってほしいと節に願います。
1年の計は元旦にありとよく言われています。これは、物事はまず最初に計画を立ててから実行すべきという意味であります。来年は計画を立ててから新しい年を迎えましょう。1月8日皆さんが元気に登校することを願いまして、終業式の言葉とします。
終業式の後は、修学旅行の報告会があり、それぞれが修学旅行での貴重な体験を話してくれました。
関東コース 湯田 小遥さん(英数コース2年1組)
初めての東京ディズニーランドも日光もいつも見ている世界と違っていて、非日常を味わうことができました。印象に残っていることが三つあります。一つ目は華厳の滝の行き帰りの坂、『いろは坂』です。坂道に48個ものカーブがあり、木々がその道を包むようにはえていてとても不思議な感覚になりました。二つ目は自主研修で新大久保・原宿・渋谷に行き人がとても多く、沢山の国の方々が観光に訪れていることが印象的でした。三つ目は、東京ディズニーランドです。現実の中にいる感覚がなくなるほど、日常からかけはなれた場所で本当に夢の国でした。とても充実した3泊4日でした。また、多くの自分とは違う生活サイクルである他人と生活を共にする難しさや、楽しさを知ることができました。この経験を生かして人間としてレベルアップしていきたいです。
関西コース 谷口 真愛さん(資格キャリアコース2年1組)
奈良・京都・大阪に行きました。1日目の奈良公園では、名物の鹿を眺めながら東大寺に行き、生で奈良の大仏を見てきました。見るもの全てが圧巻の一言で興奮し過ぎて写真フォルダが大変なことになりました。2日目は、京都の自主研修で三十三間堂の国宝『千手観音像』を見ることができて満足しました。清水寺では、予約していた着物レンタルで着物を着て綺麗な紅葉を見ながら記念写真が撮れました。3日目は、待望のUSJで目一杯遊び回りました。4日目は短い時間でしたが、大阪城に行き、道頓堀で昼食を取り、鹿児島に向かいました。見知らぬ土地で友達と過ごしたことは、とても貴重な経験で充実した4日間になりました。
北海道コース 久保 まどかさん(資格キャリアコース2年1組)
北海道へ行ったことがなく、北海道のイメージは、寒いというイメージしかなくどんな所なのか楽しみでした。飛行機から見る景色が鹿児島より自然豊かできれいでした。外へ出ると想像していたよりも寒く、顔がヒリヒリして痛かったです。バスで小樽に向かっているとだんだん雪が積もっている場所が多く、外の温度も今まで感じたことない寒さで圧倒されました。なかなか雪を見ることとがないので、非日常を味わえることができました。楽しみにしていたスキーは、ソリ板をつけて練習や止まる動作など最初は基礎的な練習をしました。マイナス5度の中、グループでまとまり少しずつ下っていき、徐々にみんな上手くなり、楽しく滑れることができました。この修学旅行で、他の科・コースで関わることのない人とお話しができたり、友達と仲を深めることができ、3泊4日たくさんの思い出を作ることができました。
シンガポールコース 西田 明乃さん(文理コース2年1組)
私は「言語」「文化」「食」について日本との違いを感じたり、大きな気付きを得たりしました。「言語」は、英語の文法が正しく作れなくても何とか伝わることがわかりました。「文化」については、シンガポールは様々な宗教が混在して街並みが独特だなと思いました。また、日本では偏見や差別などが残っている中、当たり前のように互いの宗教を尊重している姿を見習わなければならないと感じました。「食」については、日本のよさに気付きました。海外で水道水はのめないということを実感し、とても不便だなと思いました。トイレも日本とは全く異なり、私たちが恵まれた環境いたんだなと実感しました。この経験を様々な分野で活かしていきたいです。
セブ島コース 上中 咲耶さん(特進ビジネスコース2年1組)
私は1週間のセブ島生活を通して、学んだことがある。それは、私たちにある「当たり前」と現地の人々にある「当たり前」の違いだ。「当たり前」に対しての価値観は人それぞれであり、今自分が置かれている環境がどれほど豊かなものか、肌で感じることができた。現地の人の暮らす環境だ。特にスラム街の環境には言葉を失った。強烈な匂いに加え、ぼろぼろの家、川には大量のごみ、痩せ細った野良犬、全て見たことのない景色が広がっていた。スラム街は、私たちにとってはありえない光景だが、現地の人たちからしたら「当たり前」なのだ。蛇口をひねれば綺麗な水が出る、学校に通うことができる、雨風しのぐ家がある、お腹いっぱい食べる食料がる。これは誰もがもっている環境ではない。自分にある「当たり前」を軽く見てはいけないのだ。自分にできることは最後まで精一杯貫き、セブ島の1週間で学んだものをこれからの学校生活や人生に生かしたい。
皆さん、2学期はどうだったでしょうか?一人ひとりの表情を見ていると、きっと有意義な2学期を過ごせたことと思います!!
インフルエンザやマイコプラズマなど、感染症も流行していますが、健康に気を付け、元気な姿で3学期に会えることを楽しみにしています。
本日は、クリスマスイブですね!樟南高校にも朝サンタが来てくれました!ALTのジョニー先生です。生徒に「Merry Christmas」とプレゼントを生徒に渡していました。
今夜は、素敵なクリスマスイブの夜になることを願っています!