玉琢かざれば器を成さず

本日の『就職内定通知書』伝達の様子です。

９月１６日から一斉に開始された就職試験。
昨今の大学生による『就活の現状』を見ても、高校生にとってもさらに厳しい狭き門となります。
そんな中、本校工業科の生徒は『ジュニアマイスター・ゴールド』等の称号取得により、就職戦線に向けて、非常に有利な資格を手にして臨むことができます。

商業科も同様に、全商・日商の簿記検定を筆頭に、ビジネススキル顕彰制度等の称号やあらゆる資格を取得した生徒達を、『ビジネス界の即戦力』として自信を持って送り出すことが出来ます。

３年間、一歩ずつ積み上げた資格取得が、こうして大きな喜びと感動につながります。

「おめでとう！！」　校長の声も弾みます。

第18歩で、校長室に掲げられている『博文約礼』を紹介しましたが、もう一つ貴重なものがあります。

「玉（たま）琢（みが）かざれば器（き）を成（な）さず」

「天然の美質をもった玉も、磨いたり、細工を加えたりしなければ、器物としての役にたたない。
転じて、すぐれた素質をもっている人でも、学問修養に努めなければ、立派な人物にはなれないというたとえ。」と解説書が添えられています。

樟南高校を選び、樟南高校で自分を磨く！！
この「玉不琢不成器　人不学不知道」の言葉が、教学の大切さを教えくれます。

さて、『博文約礼』とともに、この貴重な手彫りの額縁、実は・・・、
本校教諭 大田 耕壱 先生(情報) による、渾身の手彫りの作品なのです！！

いつも温和な表情で、情報の指導をされていますが、気象予報士の免許もお持ちで、すばらしい芸術家の一面も兼ね備えておられます。（※職員の中にも、まだこの事実を知らない人がいるようですが・・・汗）

大田先生こと 泰山 師匠。何か一つでもご教授いただければ幸いです。m(__)m