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2022年がまもなく終わります。本日は、樟南高校と2022年が末尾0である切りよい節目の年を迎えたものとの関わりをお届けします。
2022年10月1月、樟南高校と関わりの深い鹿児島信用金庫は創立100周年を迎えました。鹿児島信用金庫は本校昇降口前にATMがあります(鴨池支店樟南高校出張所)。さらに、本校卒業生が鹿児島信用金庫へ就職した方も多くいます。
鹿児島信用金庫は地域に根ざした金融機関として、現在もなお地域の貢献に取り組んでいます。鹿児島信用金庫の皆様、今後とも鹿児島県という地域に根ざしている樟南高等学校をよろしくお願い申し上げます。
10月14日は鉄道の日というのをご存じでしょうか。2022年は鉄道が我が国に初めて開通して(新橋~横浜間)150周年の節目となりました(1872年10月14日)。2022年の鉄道の話題と言えば、9月に西九州新幹線の開業がありました。一方、新型コロナウイルス感染症や人口減少などの影響もあり、鉄道(特にローカル線)を取り巻く環境についてより真剣に考えていかねばならない年でもありました。
樟南高校と鉄道との関わりですが、本校はかつて「博約鉄道学校」「鹿児島鉄道学校」「鹿児島鉄道高等学校」という校名を名乗っていました。この校名から分かる通り、鉄道マンを育成して我が国の発展のために、多くの優秀な人材がこの学校から巣立っていきました。
サンエールかごしま(鹿児島市上荒田町)には、鹿児島鉄道高等学校がかつてこの地にあったことを示す碑があります。鹿児島鉄道高等学校は鹿児島商工高等学校、そして樟南高校と校名を変更していきました。
本校はかねてからものづくりに力を入れていき、その系譜は現在の工業科3コース(機械・電気・自動車)にしっかり受け継がれています。資格取得や進路など、確かな実績を3コースとも毎年残しています。
鉄道は公共交通機関という大きな使命を果たしています。本校も社会に向かって大きく羽ばたく生徒達へあらゆる教育を行っていく機関として、今後も求められている大きな使命を果たして参ります。
その樟南高校も2023年には140周年という、末尾が0の切りよい節目を迎えます。長い歴史のある中で、変えるべきところ、伝統として残しておくところがあります。新たにチャレンジするところもあります。いずれにしても樟南高校は日々前に進み、関係のあるすべての皆様と共に歩んでいきます。
2022年(令和4年)も「樟南ロード」の執筆に当たり、関係者の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。皆様、良いお年をお迎えください。
2023年(令和5年)も樟南高校および学校ブログ「樟南ロード」をよろしくお願いいたします。