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本日、ショートホームルームの時間を使って学校薬剤師の山王奈穂子先生より放送を通じて「新型コロナウイルス感染症対策」について、生徒の皆さんに呼びかけられました。その中でも、“換気の大切さ”に重きをおいてお話しされました。この様子をお届けします。
冬は当然ながら、寒いです。しかし、暖房等で乾燥した教室や部屋はウイルスの生存率が高い上に、粘膜も乾燥して防御機能が低下しているので、感染リスクが高くなりやすいといわれています。一方で、窓やドアの一部を開放していると空気検査の値は良好な結果が出ていることがわかりました。
この結果と文部科学省の「学校の新しい生活様式」を参考に、本校では現在、こまめな換気を行っています。
山王先生は樟南若人へ換気の徹底と同時に、感染症に振り回されないために、周囲の状況環境に気づく力や確かな情報を聴く力、心地よい環境を整えるために自分を支える力を養ってほしいと述べられました。
そして、引き続き感染症を防ぐために手洗い・うがい・消毒・マスク・咳エチケット・いわゆる3密の回避などを徹底することや、免疫力を高めるために十分な睡眠・適度な運動・バランスのとれた食事を心がけるようしてほしいと続けました。
さて、今日は冬至です。昔から「冬至にゆず湯に入ると風邪を引かぬ」と言われています。ゆずは高知県をはじめ四国での生産が有名です。鹿児島県も曽於市などが生産地として知られています。
機会があれば、ゆず湯に入って今シーズンの冬を元気に乗り切りたいものですね。
山王先生、お忙しい中、新型コロナウイルス感染症対策に関する大切なお話をありがとうございました。