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昨今、若者の製造業離れが進み、ものづくりの技術・技能の継承が危ぶまれています。製造業や工業関連の世界がより発展するためには、産業を支える技術・技能水準の向上を図るとともに、若年技術・技能労働者を確保し、育成することが何よりの急務といえます。
鹿児島県においては、鹿児島県高等学校長協会工業部会と鹿児島県高等学校文化連盟(工業クラブ連盟)が主催する「高校生ものづくりコンテスト鹿児島県大会」を毎年行っています。鹿児島県下の工業系高校に通う皆さんの工業で学ぶ技術などのレベルアップとともに、技術・技能尊重の社会的気運の醸成を図り、ゆくゆくは製造業や工業関連の世界の発展を目指していくことを目標としています。
今年度、この大会に本校から電気工学コースより3年生2名(佐伯君:吉野中出身、光岡君:重富中出身)が電気工事部門に、自動車工学コースより3年生2名(山元君:川内中央中出身、平田君:東谷山中出身)が自動車整備部門に参加します。電気工事部門は15年ぶりの出場、自動車整備部門は7年連続の出場となります。
以下の写真は、大会本番に向けてトレーニングを繰り返している生徒達の様子です。
21回目を重ねる今年の高校生ものづくりコンテスト鹿児島県大会は6月11日(土)に行われます。大会に参加する樟南若人の活躍を心から願っています!
あわせて、工業領域の基礎(理論と技術)を3年間でしっかり学び、卒業後は世界規模で活躍を目指す樟南高等学校工業科(機械工学コース・電気工学コース・自動車工学コース)をよろしくお願いいたします!