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本日、鹿児島市立谷山中学校において中学2年生を対象にした「出前授業」を行いました。「出前授業」は、普通科未来創造コース、商業科資格キャリアコース・特進ビジネスコース、工業科機械工学コース・電気工学コース・自動車工学コースが行う計6つの授業のうち、中学生が希望した授業を選択して前半・後半の形で受講しました。
授業はそれぞれの科・コースが実施している内容を中学生向けにアレンジしたものとしました。また、科・コースの紹介もさせてもらいました。中学生が皆楽しく、しっかりと授業を受けていたのがとても印象的でした!
それぞれの科・コースの出前授業の様子を紹介します。
○普通科未来創造コース ”未来創造コース名物!!「新聞活用授業」”
新聞記者出身の先生による、新聞を活用した授業です。当日の新聞記事にあるトピックニュースを拾い上げ、知見を深めたり、皆でその内容を考えてもらっています。
「鹿児島弁」「クマの出没」などの新聞記事から発問を通して中学生の意見を拾い上げ、新聞記事から社会問題について考えてもらいました。
受講生が実際の新聞を手にとって、どのような記事が書いてあるのか確認しました。政治・経済・スポーツ・地域の内容など、多岐にわたります。
未来創造コースは新聞授業以外にも、国際文化理解の授業や各方面からの著名人による講演会「未来塾」を行っています。さまざまな経験と発見を積んで自分の「未来」を「創造」する未来創造コースをよろしくお願いします!
○商業科資格キャリアコース ”高校で学ぶ「楽しい検定体験」”
珠算・電卓実務検定より電卓分野に関する内容を取り上げました。電卓は単なる四則演算だけではなく、それ以外にも活路があります。
頭につける「¥マーク」と3桁ごとに区切る「カンマ」がとても重要です。
電卓を片手で扱うのは慣れが必要です。50分授業の中、マスターすることができましたか?
簿記や電卓関係の資格はもちろん、鹿児島市内での商業科系高校では唯一である「医療事務」の資格も取得可能な資格キャリアコースをよろしくお願いします。
○商業科特進ビジネスコース ”楽しくわかる「もうけ」のからくり”
おにぎりの販売方法を2パターンに分けて、どちらのパターンのほうがより多く売れるのか中学生の皆さんに考えてもらいました。
自分の意見を発表した中学生には、商業科オリジナルのトートバックを贈呈しました。
もうけの仕組みを考えるのは、商業の世界では「マーケティング」といいます。
商業科推薦枠を使って国公立大学への進学を達成していく特進ビジネスコースをよろしくお願いします。
○工業科機械工学コース ”楽しく学ぶプログラミング”
プログラミング理論やロボット工学で学ぶ制御の基礎について、中学生でも分かるように説明しました。
実際にロボットの命令表を見ながら、シールを貼って制御をしていきます。
ロボットが指示通りにうまく動きました。実習を通じて、制御の中身を理解することができました。
機械製図・機械設計・金属材料の理論などの専門分野を基礎から学び、3年後の進路実現を目指す機械工学コースをよろしくお願いします!
○工業科電気工学コース ”LEDによる光の三原色”
実際に制作を通じて「光の三原色」(赤・緑・青)を学習します。今回はブレッドボードを使いました。ソケットに部品を差し込むだけで電気回路や電子回路を作ることができます。
自分で器具を動かしていくことが、知識習得の近道になると思います。分からない個所は担当の先生が適宜アドバイスしていきました。
完成し、ライトを緑に光らせることができました!この他、赤や青にも変更させていき、光の三原色について知識理解を深めていきました。
確かな技術を持った電気の技術者を養成し、それぞれの希望に合った進路選択をしていく電気工学コースをよろしくお願いします!
○工業科自動車工学コース ”エンジンの仕組みを学ぶ授業”
担当の先生とアシスタント役の本校生徒より、自動車整備士の話をしました。また、自動車に欠かせないエンジンについても話がおよびました。
実際のエンジンを見てもらいました。そして、中学生の皆さんにも触れてもらいました。
レンチを動かしています。回すのに結構な力が必要だったと思います。本格的な工具を使ったことに新鮮味を感じたことでしょう。
自動車整備の基礎知識や技術の養成はもちろん、業界が担う社会的役割まで実践的に指導していく自動車工学コースをよろしくお願いします!
中学2年生の皆さんは、樟南高校で普段行われている授業を受けてみて、どのように感じましたか?一つでも得られることがあればうれしく思います。
来年度には樟南高校体験入学がありますので、そちらもぜひ参加してみてください!
本日は鹿児島市立谷山中学校の中学2年生の皆さん、ありがとうございました。また準備等をしてくださった中学校の先生方に厚く御礼申し上げます。今後とも樟南高等学校をよろしくお願いいたします。