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燃ゆる希望の姿を樟南高校でも見てみたい!

2月17日(水)午後、指宿市立西指宿中学校で中学1・2年生を対象とした出前授業を行いました。普通科・商業科・工業科の中から自分の興味ある科の授業を2つ選択し、実際に本校で行われている授業を体験してもらいました。

正門にある西指宿中のシンボル「燃ゆる希望」像は昭和58年の卒業記念に作られたものです。

以下、各授業の様子をお届けします。

普通科では、未来創造コースより元新聞記者出身である先生が「新聞活用授業」を行いました。現代はインターネットなどから情報を瞬時に取得できます。その一方で、実際に新聞記事を読んでみると実に様々な情報が含まれています。そこから社会問題を考えてみるといったきっかけをこの授業で提供します。

「クマの出没」「人種差別」の記事に目を通してもらい、各人でこの問題に対してどのように思ったか考えてもらいました。

出前授業当日(2/17)の実際の新聞(南日本新聞)を紹介しました。本校は南日本新聞と協定を結び、新聞活用の充実に力を入れています。

中学生の皆さんも興味を持って新聞の各ページを見ていきました。写真は政治面です。

新聞を読んで、自分の気になった面の見出しと気になった理由・感想・意見を記入してもらいました。

普通科の出前授業を受けた中学生の皆さんへ、未来創造コースオリジナルエコバッグとボールペンを配布しました。さまざまな体験を通して視野を広げ、自分の新しい可能性を発見し「未来」を「創造」する未来創造コースをよろしくお願いします!

商業科では、専門教科で学ぶ電卓の活用法について授業をしました。担当の先生が電卓の使い方について話をしています。電卓は単なる四則演算の道具ではありません!

アシスタントで来た商業科1年の田川瑠奈さん(簿記部)が電卓の使い方を中学生の皆さんに披露しました。「緊張した」と言っていましたが、見事な腕前でした!

実際に問題演習に取り組んでもらいました。制限時間は5分です。片手で扱っているので、慣れるのに時間がかかったかもしれません。

演習終了後、採点をしました。単純な計算のようで、実は奥が深い!

商業科の出前授業を受けた中学生の皆さんへ、商業科オリジナルトートバッグを配布しました。専門教科で使う電卓などがあしらわれています。

樟南マルシェをはじめとした科独自の行事はもちろん、4月から特進ビジネスコースと資格キャリアコースの2コース制で幅広い進路に対応する商業科をよろしくお願いします!

工業科は、機械工学コースよりロボットを使ったプログラミングの授業を行いました。授業に入る前にイントロダクションとして、工業科のアウトラインや資格取得、本校工業科でできることについて話をしました。

プログラミングを理解してもらうために、カラーセンサで動くロボット「Ozobot(オゾボット)」を使って、実際に色を識別して動きが変化することを実感してもらいました。

紙に印刷されている黒い線の上をロボットが動きます。中学生の皆さんは資料を参考にしてカラーシールを貼り速さを変えるなど、ロボットの動きを自分で変えてみました。

実際に命令表を参考にシールを貼ります。最終的にどのようになるか楽しみです。

曲がりくねった道を黒シールで表現し、実際にロボットが動くか実験してみた中学生もいました。

プログラミングに興味を持つ一歩になればうれしいです。文武両道はもちろん、3年間でたくさんの資格取得を目指し進路実現を達成していく本校工業科をよろしくお願いします!

 

なお本出前授業は、指宿市の広報誌「広報いぶすき」掲載のために指宿市役所総務部市長公室広報統計係の担当者様が取材をされていました。

出来上がった「広報いぶすき」も楽しみにしてほしいと思います。

 

ここで、西指宿中出身の本校在校生に話を聞きました。まず普通科英数コース3年2組の山口さくらさんです。

「現在私は、ある国立大学を受験するために2次試験へ向けて勉学を進めています。すべては自分が向かう夢へ進むためです。西指宿中の皆さんも自分の人生に向かって頑張ってください!」

 

次に普通科未来創造コース1年2組の森川恭史くんです。

「私は野球部に所属しています。野球だけではなく、高校卒業後の進路についても徐々に考えています。現在は新しい知見を日々学び、自分の糧にしています。西指宿中の先生方にはこれまで大変お世話になりました。良い報告ができるようさらに頑張ります!」

 

中学生の皆さん、本校で行われている授業を体験してどのような感想を持ちましたか?充実した進路学習になったのであればうれしい限りです。

そして中学2年生の皆さんは、来年度の「樟南高校体験入学」にぜひ参加して、樟南高校とはどのような学校なのかを自分で味わってほしいと思います。

 

当日はセッテイングをしてくださった西指宿中学校の先生方に大変お世話になりました。また「広報いぶすき」の取材で訪れていた指宿市役所総務部市長公室広報統計係の担当者様にも感謝いたします。本当にありがとうございました。

今後とも、樟南高等学校をよろしくお願い申し上げます。

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