1949
8月11日、日本を代表するファッションデザイナーである森英恵さんがお亡くなりになりました。森さんは1992バルセロナ五輪の日本選手団ユニフォームのファッションをデザインしたり、パリコレクション(パリコレ)などに出品したりと、作られたデザインはどれも世界的に有名なものばかりでした。ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
森さんは多くの学校制服のデザインにも深く関係していました。樟南高校の制服も森さんが平成2年(1990年、前身の鹿児島商工高校時代)にプロデュースしてくださったものです。
鹿児島商工高校から樟南高校へ学校名を変更しようと検討していたとき、同時に制服も変更しようと考えていました。制服を変更するなら、思い切った形がいいと考え、当時の制服会社が森さんを紹介していただいたそうです。そこから話を進めていき、30年以上色あせることなくこの制服は続いています。
写真は女子の中間服と冬服です。普段は昇降口中央の展示ボックスの中にあるのですが、特別に取り出して撮影をしました。制服の左側にあるチョウのマークや制服を留めるチョウ柄のボタンも森さんが考案してくださったものです。
現在夏季補習授業を受けている現役の女子生徒に、本校冬服について聞いてみました。
「とてもかわいいと思います!私は気に入っています!」(文理コース3年生)
「チェックの柄がとても美しいです。私も親も森さんのファンです。」(英数コース3年生)
本日午後には、KYT鹿児島読売テレビやフジテレビなどから本校制服について取材を受けました。時任克暢前理事長および本校生徒が対応しました。
未来創造コース3年の 田代 夏希 さんが冬服の着用、商業科3年の 桑木野 瞬 さんが中間服の着用をして、取材に堂々と答えました。
世界的に有名な方がプロデュースしてくださった美しく上品な制服を着用し、充実した学校生活を送ってほしいと願っています。
この笑顔で、困難なことも乗り越えていきましょう!
本日は取材をしてくださった各メディアの皆様、誠にありがとうございました。引き続き、伝統と実績のある樟南高等学校をよろしくお願いいたします。