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本日の全体練習の様子と共に、朝日新聞コラム『天声人語』を紹介します。
明日開幕するパラリンピック日本代表 義足のスプリンター 高桑 早生さんについてです。
ロンドン大会に続く2度目の出場です。
高桑さんは、幼稚園に入る前から跳んだりはねたりが得意な、とても活発な子どもでした。
しかし、小6で骨肉腫と診断され、中1の夏、左足のひざ下を切断。
希望を取り戻したのは、義足で歩けるようになった中2の時。
中3の運動会では、リレーで75メートルを完走し、級友を驚かせます。
高桑さんは言います。
「足を失った時は、走ることなんかもう一生ないと思った。
高校で再び全力疾走できてうれしかった。
走るのは人間の本能。
どこまで世界に通じるか見極めたい」
パラリンピックは、第二次大戦の直後、英国の負傷兵が病院の一角でアーチェリーの技を競ったのが始まりと紹介されています。
明日は『予行練習』が予定されています。
暑い中での練習が続きますが、自分に出来る精一杯の挑戦を期待します。
そして、パラリンピック日本代表選手にも声援を送りましょう!!