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「自分が上手になるんだ、自力で上がっていくんだ」

本日、未来創造コース・商業科・工業科を対象に「計算力テスト」が行われました。就職試験や進学試験、そして進路先で求められる基礎学力定着の確認です。1・2年生で就職を考えている生徒達は、SPI試験の対策にもなったはずです。

写真は工業科1年1組・2組の様子です。昨日行われたクラスマッチの切り替えができていました。皆さん、ケアレスミスに注意して50分間着実に取り組めたでしょうか?

 

 

ここで、今年のプロ野球日本シリーズで4連覇を果たした福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長が、ホークス選手に述べたメッセージを紹介します。

 

「上手にしてくれるんじゃないんでね、監督、コーチは。”自分が上手になるんだ”と。自分がね。監督、コーチの意見を生かして自分が上がっていくんだ。自力で上がっていくんだということ。人が上げてくれるんじゃないということ。

特に今年も若い人が活躍してくれて、ここ何年かはうちは育成上がりの人が活躍して、いいお手本になっていますよね。若い人たちも去年まで一緒にやっていた人が1軍で大活躍してテレビでも騒がれて。そういうのを見て、そんなに遠くないんだと。もうちょっと頑張れば俺もいけるんだと。多分ほかの11球団の人にはない可能性を強く感じているんじゃないかと思います。

だからほかのチームの人以上に頑張れるんじゃないかと思いますね。そういう目標をしっかり立てて頑張ってほしい。」

 

「今年が終わったらすぐに来年のこと。今年よかった人が来年また大変なんだ。今年と同じような数字が出せるだろうか。今年抑えた相手のバッターが自分をどれだけ研究してくるだろうかと。今年打ったピッチャーがどれだけ研究して自分に対して戦ってくるだろうかとか。そういう不安な気持ちがどんどん出てきますよ。

それを取り除くためには自分を高めていくしかないんだよね。せっかくこの世界に入ったんだから、できなくてもいいから、とにかく高い目標を立てて、それに向かって突き進む人生にしてほしい。」

 

 

王さんの話を樟南高校にいる皆さんに当てはめてみます。勉強でもあっても部活動であっても、その力を伸ばしていくのは「自分自身」であることが意識できていますか?そして、自分自身が明確な「目標」をもって自分が望む道へ進んでいますか?

本日行われた計算力テストはもちろん、昨日のブログに掲載した本校野球部OBの畠中優大さんの話や、高校生活の究極の目標である”進路実現”にも、王さんの話はつながってくるところがありますね。

 

 

自分自身でアクションを起こし、目標をもって動いていきましょう。そして、あらゆることを学び、自分の幹を太く大きくしていく樟南高校での生活をより充実したものにしていきましょう!!

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