第63回樟南高等学校卒業式が3月1日,本校体育館であり普通科(文理,英数,普通),商業科,工業科(機械,電気,自動車)の3学科6コース400名の3年生が学び舎に別れを告げました。
式では国歌斉唱に続いて卒業証書授与があり,担任教諭が万感の思いを込めて教え子一人ひとりの名前を読み上げました。
学校長式辞では,時任保彦校長が3年生のこれまでの部活動やボランティア活動を各科・コース毎に紹介し「この学年は伝統を受け継ぎ,さらに新しい分野に羽ばたいた学年であった。」と話しました。さらに餞の言葉として「わかり合えなくても認め合い,暴力や争いではなく,人と人との交流でより良い社会を築いてほしい。また,柔軟な姿勢で謙虚に学び自分を成長させてほしい。」と激励しました。
在校生送辞では,普通コースの中山賢人君が「先輩たちは何ごとにも一致団結して,学校行事を盛り上げる姿が印象的でした。日々の部活動や学習姿勢でも学ぶことが多くありました。その伝統を自分たちは確実に受け継いでいきたいです。」と決意を述べました。
卒業生答辞では,英数コースの田地行菜々海さんは「目上の人との交流を通して,あいさつはコミュニケーションの基礎となることを気づかされました。また,礼儀や気配りは大切なことであると学びました。私は樟南高等学校を卒業することを誇りに思います。」と力強く述べました。この後,田地行さんは保護者席に向かって「お父さん,お母さん,この3年間本当にありがとうございました。」と感謝の言葉を述べ,深く一礼し,これに卒業生一同が「ありがとうございました」と続きました。
卒業生一人ひとりへの卒業証書は,それぞれの教室で担任教諭から「おめでとう」の言葉を添えて手渡されました。
担任教諭と共に入場 | |
文理コース代表 上野 朝香さん | 英数コース代表 野添 史央里さん |
普通コース代表 渡邉 翼君 | 商業科代表 上新 七実さん |
機械工学コース代表 丸野 稜介君 | 電気工学コース代表 吉 数馬君 |
自動車工学コース代表 中野 優君 | 在校生送辞 |
卒業生答辞 | 記念品贈呈 |
感極まりながら退場する卒業生 | |
文理コース1組 | 英数コース3組 |
普通コース1組 | 商業科3組 |
電気工学コース1組 |
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