令和3年度鹿児島県「てのひら感謝状」入賞

未来創造コース2年1組は公益財団法人「小さな親切」運動本部が運営する「小さな親切」運動に共感し、「親切をしてくれた⼈や教えてくれた⼈へ感謝を贈ろう」という趣旨のもと、600字以内のエッセイ作成に取り組みました。そして、各々が作成したエッセイを令和3年度・第8回「小さな親切」はがきキャンペーンに応募しました。その結果、6名の生徒が入賞となりました。以下、入賞した生徒を紹介します。

 

優秀賞:林 萌乃(西紫原中)

特選:丸峯 華奈(南中)

特選:盛山 愛莉(明和中)

特選:中野 暖(坂元中)

入選:慶越 ひなた(舞鶴中)

入選:中村 悠聖(城西中)

 

 

写真左から、林さん、丸峯さん、盛山さん、中野くん、慶越さん、中村くんです。

 

ここで、優秀賞をいただいた林さんのエッセイを紹介いたします(原文のまま)。

 

「いつもの当たり前のような日々は三人がいてくれるから」

高校に入学して、同じコースに同中の人は男子一人だけだった。重度の人見知りで第一印象は「怖い」と言われてきた私。

そんな私に話しかけてくれた二人の子がいた。毎日毎時間、声をかけてくれ、少ししつこいなと思っていたが、いつの間にかー緒にいることが増えた。

私は今、その二人と私たち三人に声をかけてくれた子の四人でいる。分散登校が終了した六月からずっと四人だ。

何回か休みの日に出かけ、夏にはキャンプに行き、学校では恐ろしいほどー緒だった。でも打ち解けたのは秋の半ば頃。だれー人として、家も近くないし、知らないから始まった。

一年半をすごして、嬉しい時にはみんなで喜び、辛い時にはー緒に泣いてなぐさめあう。必要以上には話さず無言でも苦でない。いて当たり前の存在になった。小さな好き嫌いも合わない。各々自由すぎる四人。言い合う時もあるが、自然と四人でいる空気・空間ができ安心する。

「らしい」という言葉が似合うこの日常が大好きです。

ありがとうの文字以上のありがとうを三人へ。

出会ったこと、ー緒にいれる日々にありがとう。

 

 

各人がエッセイを書いて、色々感謝について思うことがあったのではないでしょうか?家族・友人など自分を取り巻く関係する方々への感謝を常にもって生活していきたいものですね。

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