「現役合格を絶対に諦めない」 博約義塾 開催

先輩の体験談に耳を傾ける

 今春、見事に難関大学への進学を果たした普通科文理コース・英数コースの先輩から、在学中の受験勉強やセンター試験対策などを聞く「博約義塾」が16日、多目的ホールであり、両コースの1~3年と普通コースの2・3年生の約420人がメモ帳を片手に先輩の貴重なアドバイスに耳を傾けました。
 今春、本校の両コースからは東京大学文Ⅰ類をはじめ、京都大学、大阪大学、九州大学など難関大学といわれる大学に合格。文理コースは合格率90%を優に超える実績を作りました。
 「博約義塾」は明治16年(1883年)に創設された上級学校進学を目的とした私塾で本校の前身です。向学心に燃えた大勢の若者が集い、学び、夢に向かって切磋琢磨していたと伝えられています。今回の「博約義塾」は、これらの大先輩の足跡継承を含めて名づけられ、毎年この時期に開催しています。
 この日は過去最多の19人の先輩が参加してくれました。それぞれが大学でのキャンパスライフを紹介した後、高校時代の受験勉強についてのノウハウを後輩に伝授しました。この中で、先輩らの共通した勉強方法は「予習をきちんと行い、授業を真剣に受ける。出されたプリントは必ず提出する。最後まで諦めない。」でした。そして、「先生方は受験対策のプロ。わからないところは何度でも聞いて、苦手科目を克服した」と述べていました。
 先輩方の話を聞いて在校生は「先輩の貴重なアドバイスを今後に生かしたい。そして、目の前の勉強に全力を尽くして、笑って卒業したい。」(英数コース3年)と感想を述べていました。

 
  受験勉強について体験を話す今春の卒業生
 
  校長先生と博約義塾に参加した先輩たち
 
  謝辞を述べる在校生

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