書道部は9月下旬以降に行われたイベントおよび大会に参加しました。その報告をいたします。
まず、9/21は和プロジェクトTAISHIが主催している「9.21世界平和の祈り」のイベントに参加しました。この日が国際平和デーであることにちなんでいます。全国51の会場でイベントが行われ、鹿児島地区では鹿児島県護国神社が会場となりました。
今回で6回目の取り組みとなる本イベントの様子はこちらです。奉納揮毫はかなり緊張したかもしれませんが、部員の皆さんは重圧をはねのけて美しい書をしたためていきました。
今回のイベントには放送部も参加しました。書道部が書き上げた書(明治天皇の御製)を放送部が朗読しました。御製とは短歌のことを表します。
次に、9/26・27は「令和4年度第33回鹿児島県高等学校揮毫大会」が行われました。
大会の結果は以下の通りになりました(敬称略)。
○臨書部門
優秀賞:蔵満 さつき(未来創造コース1年)
○創作部門
高文連賞:古賀 友望(英数コース2年)
優秀賞:山崎 こころ(英数コース2年)、江田 莉子(未来創造コース2年)、入来 遙楓(資格キャリアコース2年)
なお、江田莉子さんは「全九州高等学校総合文化祭佐賀大会」(令和4年12月実施)の鹿児島県代表に選ばれました!
鹿児島県の代表に選ばれた江田さんは会場内で抱負を述べました。
そして、9/30の樟南祭も書道パフォーマンスを成功させ、激動の9月を乗り越えた部員の皆さんはさらに気合いがみなぎっているように感じました。
さらに、作品制作に情熱を燃やしているのは、書道部顧問やOB教員も同じです。10/8~10に黎明館で「第41回大東書展」が行われ、顧問の池田光麿先生とOB教員の渡邉周一先生(平成29年度~平成30年度在籍)の作品が展示されました。
渡邉先生の作品はいわゆる篆刻ですが、これも書道の一領域を担っています。本校書道の授業でも篆刻に触れます。学校ブログ「樟南ロード」にも紹介しています。詳しくはこちら(R3.12.9の記事 R3.12.16の記事)
池田光麿 「王又曽詩」
(第10回寄鶴文化展大賞受賞作、R4.5 サンシャインシティ文化会館)
池田光麿 「柳浪雑詠」
池田光麿 「蘭馨」
渡邉周一 「周濟」「書素懐」
渡邉周一 「蓬壺」「熾肆」
渡邉周一 「鑿窗啓牖」「鳥得辞籠不擇林」
今後もイベント・展覧会出品の参加や来年1月に計画されている「鹿児島県書道展」における上位の賞の獲得に向けて鋭意努力を重ねていきます。答えのない「書」という芸術の奥深さにどんどん迫る書道部をこれからもよろしくお願いいたします!