自動車工学コース2年1組に在籍している坊野麗さんと上橋優さんが「危険物取扱者資格試験」の乙種試験に挑みました。その結果、第1類から第6類まである乙種全類の試験に合格し、この度一般財団法人消防試験研究センター鹿児島県支部より表彰状をいただきました!
「危険物取扱者資格」とは消防法に基づく危険物(ガソリンなど)を取り扱ったり、その取扱いに立ち会ったりするために必要な国家資格です。ガソリンスタンドではガソリンや灯油など引火性の液体を扱うため、危険物取扱の専門的知識が不可欠です。
坊野 麗さん(桜丘中出身、自動車同好会所属)
上橋 優さん(東谷山中出身、自動車同好会所属)
危険物取扱者は「甲種」「乙種」「丙種」の3種類あり、そのうち乙種は第1類が酸化性固体、第2類が可燃性固体、第3類が自然発火性物質及び禁水性物質、第4類が引火性液体、第5類が自己反応性物質、第6類が酸化性液体と分かれており、それぞれ個別の試験に合格しなければなりません。
危険物取扱者資格は社会的需要の多い乙種第4類(通称「乙4」といいます)から資格取得をはじめ、他の種類に広げていくのが一般的です。
乙種資格を全類取得したのは称賛に値しますが、さらに特筆すべきは「高校在学中」にすべて取得したことです。高校生活は中学校生活と比べ日々忙しくなります。そんな中でも坊野さんと上橋さんはコンスタントに勉強を重ね、分からないことは自動車工学コースの各先生方に質問して、現役で乙種全類を取得することができました!
現在坊野さんと上橋さんは2年生ということで、来年度は進路実現を果たすためさらに充実の1年間を過ごすことになるでしょう。課題研究発表会も計画されています。
専門の授業では自動車の理論や技術を座学と実習を通して確実に身に着けることができます。そして卒業後に自動車業界のあらゆるフィールドで活躍できるようにしていく自動車工学コースをこれからもよろしくお願いします!