薬物乱用防止講演会 開催!

「少しぐらいは」が身を滅ぼす

覚せい剤や大麻といった薬物の恐ろしさを認識してもらうために「薬物乱用防止講演会」が7月10日、本校の多目的ホールでありました。薬物の依存性の恐ろしさを学ぶとともに昨今の「脱法ハーブ」の問題について現場の麻薬取締官からお話しを頂き二年生が学びました。
講演会は初めに、本校の学校薬剤師山王奈穂子先生が、たばこ,アルコールの害について述べ「青少年は成長の過程であり、『少しぐらい』という好奇心が取り返しのつかない結果を招く」とさまざまなケースを取り上げて紹介しました。

続いて、鹿児島税関支署の白男川 克己 総務課長が国内に入ってくる薬物の種類、件数などを上げ、空港や港などの水際での摘発が大事と訴えました。

税関の働きについての講話

九州厚生局 麻薬取締官からが「脱法ハーブ」の危険性・問題点を話して頂きました。
講演では脱法ハーブについての関連新聞記事を見せ,5月と6月に交通事故をおこした事例を挙げ,運転手が普通の精神状態ではなく2人とも脱法ハーブを使用しており,幻覚を見た上での交通事故であり,運転手は意識が朦朧としており正常な判断ができず大変危険な状態であった。

新聞記事を使った具体例 「脱法ハーブ」の種類等を見せ、説明されました

さらに,高校生は人生の生き方を左右する大事なライフステージで,いったん薬物に染まると自分の夢や若い可能性を壊してしまう。薬物に興味を持ってしまうと社会とのギャップに悩み,社会と隔離してしまう。アングラな人と付き合うようになり,元のまともな社会に帰れなくなる。
家族を悲しませないためにも正確な知識,悪い世界に入らないドラッグと関わらない,自分が自分らしく生きるために薬物に絶対に手を出さないことを約束してほしいと訴えらました。二年生は夏季休業を前に真剣な面持ちで講演を聞いていました。

薬物の種類・形状などを説明されました
ネット上での販売画面 違法薬物の危険性についての説明
違法ドラッグから身を守る方法 生徒の感謝の言葉

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